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第2章 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌
No. | クリニカルクエスチョン | 推奨 | 推奨の強さ | エビデンスレベル | 合意率 |
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CQ1 | Ⅰ期からⅡA 期と考えられる患者に対して,どのような進行期決定開腹手術が奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ2 | 術前にⅡB 期以上と考えられる患者に対して,primary debulking surgery(PDS)は奨められるか? |
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1(↑↑) | A | 100% |
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1(↑↑) | C | 94% | ||
CQ3SR | ⅡB 期以上と考えられる患者に対する初回手術で,骨盤・傍大動脈リンパ節郭清は奨められるか? |
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2(↓) | B | 95% |
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1(↑↑) | B | 100% | ||
CQ4 | 初回手術(PDS)でsuboptimal surgery となった進行例に対して,interval debulking surgery(IDS)は奨められるか? | IDS を提案する。 | 2(↑) | C | 95% |
CQ5SR | 進行例に対して,primary debulking surgery(PDS)の代わりに術前化学療法(NAC)+interval debulking surgery (IDS) を行うことは奨められるか? | Optimal surgery が困難あるいは不可能と予測される進行卵巣癌に対して,NAC+IDS を推奨する。 | 1(↑↑) | B | 100% |
CQ6 | 妊孕性温存を希望する患者に,温存治療は奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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2(↑) | C | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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2(↑) | C | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
CQ7 | 卵巣癌に対して,開腹手術の代わりに腹腔鏡下手術は奨められるか? | 現時点では腹腔鏡下手術を実施しないことを提案する。 | 2(↓) | C | 100% |
CQ8 | 腹腔内播種を有すると考えられる患者に対して,診断目的の腹腔鏡下手術は奨められるか? | 手術完遂度の予測,あるいは進行期の決定や組織採取を目的として実施することを提案する。 | 2(↑) | B | 100% |
CQ9 | 術式を決定するために,術中迅速病理診断を行うことは奨められるか? | 術前評価,術中所見で良性・境界悪性・悪性の判定が困難な症例には,術式決定のために術中迅速病理診断を行うことを推奨する。 | 1(↑↑) | B | 100% |
C10 | 術後に卵巣癌と判明した患者に対して,どのような追加治療が奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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1(↑↑) | B | 100% | ||
CQ11 | 初回薬物療法を行う場合,どのようなレジメンが奨められるか? |
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1(↑↑) | A | 100% |
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2(↑) | B | 推奨の強さ1:38% | ||
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1(↑↑) | B | 89% | ||
CQ12 | 初回手術とその後の化学療法により完全寛解が得られた場合,維持療法は奨められるか? |
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1(↓↓) | B | 100% |
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 91% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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2(↑) | B | 100% | ||
CQ13 | 初回手術とその後の化学療法により腫瘍が残存した場合,追加治療は奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 82% |
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2(↑) | B | 73% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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2(↑) | B | 100% | ||
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ14 | 初回化学療法としてパクリタキセルとカルボプラチン併用療法(conventional TC 療法,dose-dense TC 療法)を施行できない場合に,どのようなレジメンが奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 95% |
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2(↑) | C | 100% | ||
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ15 | Ⅰ期患者に対して,術後化学療法の省略は奨められるか? | 進行期決定開腹手術によって確定したⅠA・ⅠB 期かつ組織学的異型度が低い非明細胞癌の症例においては,術後化学療法の省略を提案する。 | 2(↑) | B | 94% |
CQ16 | 組織型別に化学療法のレジメンを変更することは奨められるか? | 組織型によって化学療法のレジメンを変更しないことを提案する。 | 2(↓) | B | 84% |
CQ17 | 進行例に対して初回化学療法を行う場合,腹腔内化学療法は奨められるか? |
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2(↑) | C | 89% |
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2(↑) | C | 79% | ||
CQ18 | 化学療法による過敏性反応(HSR)が生じた場合,同一あるいは同系統の薬剤の投与は可能か? |
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2(↑) | C | 推奨の強さ1:63% |
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2(↑) | C | 89% | ||
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1(↓↓) | B | 100% | ||
CQ19 | 治療後の経過観察で推奨される間隔は? | 初回治療開始から 1〜2 年目:1〜3 カ月ごと 3〜5 年目:3〜6 カ月ごと 6 年目以降:1 年ごと を提案する。 |
2(↑) | C | 94% |
CQ20 | 治療後の問診,内診,腫瘍マーカー測定,画像検査は奨められるか? |
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1(↑↑) | C | 94% |
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1(↑↑) | C | 100% | ||
CQ21 | 経過観察中に無症状でCA125 が上昇した場合,治療は奨められるか? | CA125 上昇のみに基づく早期治療介入は実施しないことを提案する。 | 2(↓) | B | 95% |
CQ22 | 卵巣癌治療中や治療終了後にホルモン補充療法(HRT)は奨められるか? | エストロゲン欠落症状を有する場合や45 歳未満の場合にはHRT を推奨する。 | 1(↑↑) | B | 59% |
CQ23 | 乳癌未発症のBRCA1 あるいはBRCA2 変異保持者に対して,リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)は奨められるか? | 遺伝カウンセリング体制ならびに病理医の協力体制が整っている施設において,倫理委員会による審査を受けた上で,婦人科腫瘍専門医が臨床遺伝専門医と連携してRRSO を行うことを推奨する。 | 1(↑↑) | A | 100% |
SR:システマティックレビューを行ったCQ
第2 章の合意率は,コアメンバーと外部作成委員の投票を合算したものを示している。
第3章 再発卵巣癌・卵管癌・腹膜癌
No. | クリニカルクエスチョン | 推奨 | 推奨の強さ | エビデンスレベル | 合意率 |
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CQ24 | プラチナ製剤抵抗性再発で推奨される薬物療法のレジメンは? |
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2(↑) | B | 100% |
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2(↑) | B | 100% | ||
CQ25 | プラチナ製剤感受性再発で推奨される薬物療法のレジメンは? |
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1(↑↑) | A | 100% |
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1(↑↑) | B | 100% | ||
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1(↑↑) | B | 91% | ||
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2(↑) | B | 91% | ||
CQ26 | 再発患者に対して手術療法は奨められるか? |
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2(↑) | C | 100% |
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2(↓) | C | 92% | ||
CQ27 | 手術適応のない再発患者に対して放射線治療は奨められるか? |
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2(↑) | B | 100% |
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2(↑) | B | 92% | ||
CQ28 | 腸閉塞に対して手術療法,薬物療法は奨められるか? |
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2(↑) | C | 100% |
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ29 | 腹水貯留に対して薬物療法,腹水ドレナージは奨められるか? | 苦痛の緩和目的に,病態を考慮した上で,利尿薬の投与,腹水ドレナージ,腹水濾過濃縮再静注法(CART)を提案する。 | 2(↑) | C | 92% |
CQ30 | 3rd ライン以降の化学療法が検討される患者に対して,化学療法をさらに行うことは奨められるか? | 慎重な病状評価および患者との十分な話し合いの後に,有害事象による不利益が少ないと判断された場合には,異なるレジメンによる化学療法の実施を提案する。 | 2(↑) | C | 100% |
第4章 上皮性境界悪性腫瘍
No. | クリニカルクエスチョン | 推奨 | 推奨の強さ | エビデンスレベル | 合意率 |
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CQ31SR | 片側付属器摘出術後に境界悪性腫瘍と判明した場合,追加手術は奨められるか? | 両側付属器摘出術+子宮全摘出術+大網切除術+腹腔細胞診+複数箇所の腹膜生検の追加手術を提案する。 | 2(↑) | C | 100% |
CQ32 | 腫瘍核出術後に境界悪性腫瘍と判明した場合,どのような妊孕性温存治療が奨められるか? | 患側付属器摘出術+大網切除術+腹腔細胞診に加え,複数箇所の腹膜生検を提案する。 | 2(↑) | C | 100% |
CQ33 | 上皮性境界悪性腫瘍患者に,術後化学療法は奨められるか? |
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2(↑) | C | 100% |
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1(↓↓) | B | 100% | ||
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ34 | 上皮性境界悪性腫瘍治療後は,長期間の経過観察が奨められるか? | 治療後5 年以上の長期的な経過観察を提案する。 | 2(↑) | C | 92% |
CQ35 | 上皮性境界悪性腫瘍治療後の再発に対して,手術は奨められるか? | 完全切除と病理組織学的診断を目的とした手術実施を提案する。 | 2(↑) | C | 100% |
第5章 胚細胞腫瘍
No. | クリニカルクエスチョン | 推奨 | 推奨の強さ | エビデンスレベル | 合意率 |
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CQ36 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍に対して,腫瘍減量手術は奨められるか? | 卵巣癌に準じた術式とするが,後腹膜リンパ節郭清(生検)は省略できる。 | 1(↑↑) | B | 100% |
CQ37 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍に対して,妊孕性温存を必要とする患者では妊孕性温存手術は奨められるか? | 進行期にかかわらず,妊孕性温存手術を推奨する。 | 1(↑↑) | B | 85% |
CQ38 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍に対して,術後化学療法は奨められるか? |
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1(↑↑) | A | 100% |
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2(↓) | B | 100% | ||
CQ39 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍の初回化学療法後の再発例に対して,化学療法,手術療法,もしくは放射線治療は奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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2(↑) | C | 100% | ||
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2(↑) | C | 100% | ||
CQ40 | 悪性卵巣胚細胞腫瘍に対する化学療法後の経過観察で留意すべき点は? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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1(↑↑) | B | 92% |
第6章 性索間質性腫瘍
No. | クリニカルクエスチョン | 推奨 | 推奨の強さ | エビデンスレベル | 合意率 |
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CQ41 | 性索間質性腫瘍に対して,どのような術式が奨められるか? | 卵巣癌に準じた術式とするが,後腹膜リンパ節郭清(生検)は省略できる。 | 1(↑↑) | B | 100% |
CQ42 | 性索間質性腫瘍に対して,妊孕性温存を必要とする患者では妊孕性温存手術は奨められるか? |
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2(↑) | B | 推奨の強さ1:69% |
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2(↑) | B | 92% | ||
CQ43 | 性索間質性腫瘍に対して,術後化学療法もしくは術後放射線治療は奨められるか? |
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1(↑↑) | B | 100% |
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2(↑) | B | 85% | ||
CQ44 | 性索間質性腫瘍の初回化学療法後の再発例に対して,薬物療法,手術療法,もしくは放射線治療は奨められるか? |
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2(↑) | C | 推奨の強さ1:58% |
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1(↑↑) | C | 83% | ||
CQ45 | 性索間質性腫瘍治療後の経過観察で留意すべき点は? | 卵巣癌に準じた対応を行い,顆粒膜細胞腫では,治療後10 年以上の長期的な経過観察を推奨する。 | 1(↑↑) | B | 100% |