Clinical Question 一覧

I 白血病

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1.急性骨髄性白血病(AML)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 AML の診断時に必要な遺伝子検査は何が勧められるか 2A
CQ2 若年者de novo AML に対する標準的寛解導入療法としてどのレジメンが勧められるか 1
CQ3 若年者de novo AML の寛解導入療法(アントラサイクリン+標準量シタラビン)に他の薬剤の追加やシタラビン大量療法の組み込みは有効か 3
CQ4 高齢者AML に対して推奨される寛解導入療法は何か 2A
CQ5 1 回の寛解導入療法で完全寛解が得られない場合,どのような治療法を選択すべきか 2B
CQ6 シタラビン大量療法はすべてのAML の寛解後療法として行うべきか 2A
CQ7 寛解後療法としてのシタラビン大量療法の投与量,標準的回数および期間は何が勧められるか 3
CQ8 シタラビン大量療法以外のAML 地固め療法は何が勧められるか
2B
CQ9 若年者AML の第一寛解期に同種造血幹細胞移植の適応はどのように決定すべきか 1
CQ10 移植適応のない高齢者AML に寛解後療法を施行するメリットはあるか 2B
CQ11 非寛解期AML に対する同種造血幹細胞移植の適応に関する指標はあるか 3
CQ12 AML において治療後の好中球減少期にG-CSF を使用するのは有用か 2B, 2A
CQ13 AML の化学療法において,どのような場合に腫瘍崩壊症候群の予防を実施すべきか 2A
CQ14 AML において中枢神経系白血病の予防は勧められるか 2A
CQ15 腫瘤形成性AML に対して通常の寛解導入療法を行うのは妥当か 2B

2.急性前骨髄球性白血病(APL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発APL の治療開始前に行うべき検査と予後因子は何か 2A, 1, 2B
CQ2 初発APL の寛解導入療法として何が勧められるか 1, 2B
CQ3 初発APL の寛解導入療法におけるDIC 対策として何が勧められるか 2B, 2A, 3
CQ4 APL 分化症候群の治療は何が勧められるか 2A
CQ5 未治療APL のATRA と化学療法による寛解後の至適な地固め療法は何か 1, 2B, 2A
CQ6 未治療APL の寛解例における至適な維持療法は何か 2A
CQ7 再発APL の至適な再寛解導入療法は何か 2A, 2A, 2B
CQ8 亜ヒ酸によるAPL 第二寛解例の寛解後治療として何が勧められるか 2A, 2A, 2B
CQ9 高齢者APL の至適な治療方法は何か 2A, 2B
CQ10 妊娠中に発症したAPL をどのように治療すべきか 4, 2A, 2B

3.急性リンパ芽球性白血病/ リンパ芽球性リンパ腫(ALL/LBL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 骨髄浸潤のないリンパ芽球性リンパ腫の治療はALL と同じ治療が勧められるか 2B
CQ2 Ph 陽性ALL に対してチロシンキナーゼ阻害剤はどの薬剤をどのように使うべきか 2A
CQ3 思春期・若年成人ALL は小児プロトコールでの治療が推奨されるか 2A
CQ4 高齢者ALL の治療法は何が勧められるか 2B
CQ5 一般成人Ph 陰性ALL の治療法は何が勧められるか 2B
CQ6 T 細胞性ALL とB 細胞性ALL は同じ治療方法でよいか 2B
CQ7 成人ALL における寛解導入療法prephase でのプレドニゾロン反応性は予後判定に有用か 2B
CQ8 成人ALL の治療において中枢神経系再発予防は勧められるか
2B
CQ9 寛解期成人ALL の治療における微小残存病変の評価の意義はあるか 2A
CQ10 成人ALL の寛解後療法において大量シタラビンや大量メトトレキサートは勧められるか 2B
CQ11 成人Ph 陰性ALL に対する地固め療法として自家造血幹細胞移植併用大量化学療法は妥当か 4
CQ12 縦隔病変を有するT 細胞性LBL に対して縦隔照射は行うべきか 2B
CQ13 第一寛解期の同種造血幹細胞移植はどのような症例に適応されるべきか(Ph 陽性,Ph 陰性を含む) 1
CQ14 ALL に対する減弱前処置による同種造血幹細胞移植は有用か 2B
CQ15 ALL 再発例(Ph 陰性前駆B 細胞ALL,Ph 陽性前駆B 細胞ALL,前駆T 細胞ALL)に対する再寛解導入療法の選択肢として何が勧められるか 2B, 2A, 2B

4.慢性骨髄性白血病/ 骨髄増殖性腫瘍(CML/MPN)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発CML-CP に対する治療として何を投与すべきか 1
CQ2 イマチニブにてOptimal な効果が得られているCML-CP 症例はイマチニブを継続すべきか,第2 世代TKI に変更するほうがよいか 2A
CQ3 Warning やFailure 症例に対してイマチニブの増量と第2 世代TKI のどちらを選択すべきか 2A, 2A
CQ4 イマチニブトラフ濃度の目標値を1,000 ng/mL としてイマチニブ療法は勧められるか 2B
CQ5 進行期CML(AP およびBP)の治療はTKI が勧められるか 2A, 2A
CQ6 CMR 到達後にTKI 中止は勧められるか 4
CQ7 すべてのPV 症例に瀉血は勧められるか 2A
CQ8 心血管リスクファクターを有するLow リスクET 症例に対してアスピリン投与は勧められるか 2A
CQ9 若年者Low リスクMPN 症例に対してヒドロキシウレアによる治療介入は勧められるか 4
CQ10 妊娠合併ET に対して流産を減少させるための治療介入は勧められるか 2B
CQ11 PMF に対して同種造血幹細胞移植は勧められるか 2B
追加CQ High リスク*PMF 患者の薬物療法の第一選択薬は何か。*IPSS リスク分類で中間-Ⅱ、または高リスク 2B

5.慢性リンパ性白血病/ 小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 どのようなCLL 患者を治療すべきか 1, 2A
CQ2 初発進行期CLL の最適な治療は何が勧められるか 2A, 2A
CQ3 再発・難治性CLL の治療は何が勧められるか 2A, 2A, 1
CQ4 CLL に対する造血幹細胞移植は勧められるか 4, 2B

6.骨髄異形成症候群(MDS)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 MDS の予後予測法,リスク分類として勧められるのは何か 2A
CQ2 輸血による鉄過剰症への鉄キレート剤が適応とされる状態は何か 2B
CQ3 低リスクMDS の治療において免疫抑制療法は勧められるか 2A
CQ4 低リスクMDS の貧血に対してサイトカイン療法は勧められるか 2A
CQ5 MDS の治療としてレナリドミドは勧められるか 1, 2B
CQ6 低リスクMDS の治療としてアザシチジンは勧められるか 2B
CQ7 MDS に対する同種造血幹細胞移植の適応と適切な実施時期はいつか 2A, 2A, 2A
CQ8 高リスクMDS に対してアザシチジンは勧められるか 1, 2B, 2A
CQ9 高リスクMDS に対してレナリドミドは勧められるか 2B, 2B
CQ10 高リスクMDS において化学療法は勧められるか 2A, 2B, 2B

II リンパ腫

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1.濾胞性リンパ腫(FL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発進行期(III またはIV 期)FL に対してどのような場合に無治療経過観察とし,どのような場合に治療を開始するか なし
CQ2 初発進行期(III またはIV 期)FL における標準治療は何が勧められるか 1, 1, 2A
CQ3 初発限局期FL の標準治療は何が勧められるか 2A, 3, 2B, 2B
CQ4 高腫瘍量の初発進行期FL に対してリツキシマブ維持療法を実施すべきか 1
CQ5 FL 初回再発時の治療選択としては何が勧められるか 2A
CQ6 FL における自家移植の適応はup-front で行うべきか 4
CQ7 再発FL に対して自家移植と同種造血幹細胞移植はそれぞれ妥当な治療選択肢であるか 2A

2.MALT リンパ腫/ 辺縁帯リンパ腫

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 H. pylori 陽性限局期胃MALT リンパ腫の初期治療方針は何が勧められるか 2A
CQ2 H. pylori 陽性限局期胃MALT リンパ腫で除菌失敗の時の治療法は何が勧められるか 2A
CQ3 除菌後にリンパ腫の残存がみられる場合の治療は何が勧められるか 2B
CQ4 H. pylori 陰性限局期胃MALT リンパ腫の治療は何が勧められるか 2B
CQ5 進行期胃MALT リンパ腫の治療は何が勧められるか 2A
CQ6 胃原発以外のMALT リンパ腫の治療は何が勧められるか 2B
CQ7 DLBCL との境界病変の場合の治療は何が勧められるか 2A
CQ8 節性辺縁帯リンパ腫の治療は何が勧められるか 2A
CQ9 C 型肝炎ウイルス陽性の場合の脾B 細胞辺縁帯リンパ腫の治療は何が勧められるか 2A
CQ10 HCV 陰性脾B 細胞辺縁帯リンパ腫の治療は何が勧められるか 2A

3.リンパ形質細胞性リンパ腫/ ワルデンストレームマクログロブリン血症(LPL/WM)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 原発性マクログロブリン血症の治療はどの時点で開始するのが適切か 2A
CQ2 原発性マクログロブリン血症の初回治療として何が勧められるか 2A
CQ3 原発性マクログロブリン血症の再燃・再発時の救援治療として何が勧められるか 2A

4.マントル細胞リンパ腫(MCL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 限局期MCL の初回治療として推奨される治療法は何か 2A
CQ2 MCL の初回治療として無治療経過観察は適切か 2B
CQ3 初発進行期MCL の治療としてリツキシマブ単独療法は有用か 3
CQ4 初発進行期MCL の化学療法にはリツキシマブを併用すべきか 1
CQ5 65 歳以下の初発進行期MCL に推奨される化学療法は何か 2A
CQ6 初回治療が奏効した比較的若年者のMCL には地固め療法として自家造血幹細胞移植併用大量化学療法を実施すべきか 2A
CQ7 66 歳以上あるいは65 歳以下でも強力な化学療法の適応とならない初発進行期MCL に対する標準治療は何か 2A
CQ8 再発・治療抵抗MCL に推奨される治療は何か 2B

5.びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫(DLBCL,NOS)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 DLBCL に対する化学療法にリツキシマブの併用は必要か 1
CQ2 初発限局期DLBCL に対する標準治療は何が推奨されるか 2A, 1
CQ3 進行期DLBCL に対してdose intensified therapy は推奨されるか 4
CQ4 進行期DLBCL に対するR-CHOP 療法におけるCHOP 療法の至適コース数は何コースか 2A
CQ5 DLBCL では中枢神経系再発予防のための髄注は必要か 2A, 2B
CQ6 心機能の低下が予想される初発DLBCL に対して適切な化学療法は何が推奨されるか 2A
CQ7 初回化学療法で奏効を得たDLBCL に対して引き続き自家造血幹細胞移植併用大量化学療法による地固め療法を行うことは勧められるか 4, 4
CQ8 再発・再燃DLBCL に対して自家造血幹細胞移植併用大量化学療法は勧められるか 1
CQ9 再発・再燃DLBCL に対して同種造血幹細胞移植の適応はあるか 2B
CQ10 節外性リンパ腫など治療上の特別な配慮が必要なDLBCL の病態・病型には何があるか 2A
CQ11 胃原発DLBCL の治療方針は何が勧められるか 2A

6.バーキットリンパ腫(BL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 BL に対する初回治療は何が勧められるか 2A
CQ2 BL の初回治療にリツキシマブの併用は有効か 2B
CQ3 BL において腫瘍崩壊症候群の予防は必須か 2A
CQ4 BL に対して放射線治療は勧められるか 4
CQ5 BL に対して造血幹細胞移植は勧められるか 4, 2B, 3
CQ6 Intermediate DLBCL/BL に対する治療は何が勧められるか 3

7.末梢性T 細胞リンパ腫(PTCL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発ALK 陽性ALCL に対する最適の治療は何か 2A
CQ2 初発PTCL-NOS, AITL, ALK 陰性ALCL に対する最適の初回治療は何か 2A
CQ3 初発進行期PTCL-NOS, AITL, ALK 陰性ALCL の化学療法後CR 例において地固め療法としての自家造血幹細胞移植併用大量化学療法は必要か 2A

8.成人T 細胞白血病・リンパ腫(ATL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発アグレッシブATL に対して最も推奨される治療法は何か 1
CQ2 アグレッシブATL に対する同種造血幹細胞移植は有用か 2A
CQ3 インドレント(くすぶり型,予後不良因子を持たない慢性型)ATL の標準治療は無治療経過観察か 2B
CQ4 再発・難治アグレッシブATL に対する治療法は何が勧められるか 2B
CQ5 ATL に対するインターフェロンαとジドブジンの併用療法は有用か 3

9.節外性NK/T 細胞リンパ腫,鼻型(ENKL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 初発鼻咽頭限局期(頸部リンパ節浸潤までのIIE 期)ENKL における最も適した治療は何か 2A
CQ2 初発鼻咽頭限局期のRT-2/3DeVIC 療法後CR 例に対して地固め療法としての自家造血幹細胞移植併用大量化学療法は必要か 4
CQ3 初発進行期および初回再発/ 治療抵抗性ENKL に適した治療は何か 2A
CQ4 初発進行期ENKL 全例および初回再発/ 治療抵抗性ENKL で救援療法後CR 例では造血幹細胞移植を追加すべきか 2B
CQ5 初発進行期および初回再発/ 治療抵抗性ENKL の救援療法後非CR 例において造血幹細胞移植を追加する意義はあるか 3

10.ホジキンリンパ腫(HL)

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 限局期予後良好CHL に対する化学療法と放射線療法の併用(CMT)は放射線単独療法より優れているか 1
CQ2 限局期CHL に対する最適な化学療法レジメンは何か 2A
CQ3 Bulky 病変を認めない限局期(予後良好)CHL に対する化学療法後に放射線療法は必要か 2B
CQ4 予後良好限局期CHL ではABVD 療法2 コース後のIFRT が推奨されるか 2B
CQ5 予後不良限局期CHL に対して推奨される治療法は何か 2A
CQ6 限局期結節性リンパ球優位型HL(NLPHL)に対して推奨される治療法は何か 2B
CQ7 進行期CHL の標準療法はABVD 療法か 1
CQ8 進行期CHL において増量BEACOPP 療法はABVD 療法より臨床的に有用性が高いか 2B
CQ9 進行期CHL において国際予後スコアに従った治療法選択は必要か 3
CQ10 進行期CHL で化学療法によりCR(CT 効果判定)に至った症例において地固め療法としてのIFRT は必要か 4
CQ11 若年者再発CHL に対して自家造血幹細胞移植併用大量化学療法は有効か 2A
CQ12 進行期CHL において初回治療中間でのPET 検査(interim PET)は予後予測に有用か 2A
追加CQ 再発・難治性CD30 陽性CHL に対してブレンツキシマブベドチンは有効か 2B

III 骨髄腫

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1.多発性骨髄腫(MM)
【無症候性骨髄腫】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 無症候性骨髄腫患者に対して診断後直ちに化学療法を実施することは妥当か 4
CQ2 無症候性骨髄腫患者に対するビスホスホネート製剤の投与は妥当か 3

【移植適応のある初発症候性骨髄腫】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 若年者症候性骨髄腫患者における移植を前提とした寛解導入療法では何が勧められるか 1
CQ2 若年者症候性骨髄腫患者に対する自家造血幹細胞移植併用大量メルファラン療法は通常量化学療法と比べて生存期間を延長させるか 1
CQ3 若年者症候性骨髄腫患者に対して寛解導入後早期に自家造血幹細胞移植を行うことは再発時に移植を行うよりも勧められるか 1
CQ4 自家造血幹細胞移植における前処置として大量メルファラン療法は全身放射線照射を含む前処置と比べて優れているか 1
CQ5 若年者症候性骨髄腫患者に対して2 回連続自家造血幹細胞移植(タンデム自家移植)を行うことは1 回(シングル)移植と比べて生存期間を延長させるか 3
CQ6 自家造血幹細胞移植における移植後の地固め・維持療法は生存期間を延長させるか 2B
CQ7 若年者症候性骨髄腫患者に対するタンデム自家/ 同種(ミニ)移植はタンデム自家/ 自家移植と比べて生存期間を延長させるか 3

【移植非適応の初発症候性骨髄腫】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 移植非適応の初発症候性骨髄腫患者に対する新規薬剤併用療法はMP 療法に比べて生存期間を延長させるか 1
CQ2 移植非適応の初発症候性骨髄腫患者に対して初回化学療法によってプラトーに到達した後も再発・再燃まで化学療法を継続すべきか 4
CQ3 高齢骨髄腫患者にデキサメタゾンを投与する場合は少量投与法が推奨されるか 1

【再発・難治性骨髄腫】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 再発・難治性骨髄腫患者に対する新規薬剤療法は大量デキサメタゾン療法に比べて生存期間を延長させるか 1
CQ2 再発・難治骨髄腫患者に対する新規薬剤を含む併用療法は新規薬剤の単剤療法に比べて高い効果が期待できるか 2A
CQ3 再発・難治性骨髄腫患者に対する自家造血幹細胞移植や同種造血幹細胞移植は生存期間を延長させるか 2B, 2B

【骨髄腫の合併症と治療関連毒性に対する支持療法】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 骨病変を有する患者に対するビスホスホネート製剤の投与は骨関連事象の発生を抑制するか 1
CQ2 骨病変を有する患者に対するデノスマブの投与は骨関連事象の発生を抑制するか 2B
CQ3 ビスホスホネート製剤を投与する患者に対する口腔内予防処置は顎骨壊死の発生を抑制するか 2A
CQ4 腎障害を有する患者に対する新規薬剤の使用はデキサメタゾン単独投与に比べて腎機能の回復を期待できるか 2A
CQ5 ボルテゾミブ投与中の患者に対するアシクロビル内服は帯状疱疹の発生率を減少させるか 2A
CQ6 ボルテゾミブ投与中の患者に対するボルテゾミブの投与法の変更は末梢神経障害を軽減させるか 1
CQ7 サリドマイド,レナリドミド投与患者に対するアスピリンの内服は深部静脈血栓症の発生を抑制するか 2A

2.多発性骨髄腫の類縁疾患
【骨の孤立性形質細胞腫・髄外性形質細胞腫】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 孤立性形質細胞腫において放射線療法による初期治療後の補助化学療法は多発性骨髄腫への進展を遅らせるか 2B

【全身性AL アミロイドーシス】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 全身性AL アミロイドーシスに対する自家造血幹細胞移植併用大量メルファラン療法は予後を改善させるか 2B
CQ2 移植適応のない全身性AL アミロイドーシス患者にはどのような治療が推奨されるか 2B

【POEMS 症候群】

No. クリニカルクエスチョン 推奨グレード
CQ1 POEMS 症候群患者に対する治療介入は予後を改善させるか 2B